Hulu、U-NEXT、NETFLIX、アマゾンプライム、dTV 結局どこがおすすめ?
昨今、定額動画動画配信サービスの広告をテレビでもよく見るようになりました。
定額動画配信サービスとは、従来のコンテンツ単位の有料動画配信(VOD)ではなく、ユーザーが月額で利用料金を支払うことにより、範囲内で動画の配信が無制限で受けられるといったサービスです。
簡単に言うと、見放題のサービスとも言えるでしょう。
すべての作品が見放題という訳ではなく、最新作や配給・配信されて間もない作品などは、別途ポイントや支払いをすることによって視聴できるパターンが多いです。この仕組みは、従来からあるVODのサービスと言えるでしょう。
「VOD+見放題の動画」という枠組みが、定額動画配信サービスの基本となっています。
この定額動画配信サービスですが、今では多くのサービスが群雄割拠の状態にあります。
それぞれ、バックにある組織(テレビ局)や企業が異なるため、配信サービス(作品数・ラインナップ)について違いがあります。
また、月額料金などの基本的な部分についても違いがあるので、今回はそれをまとめてみました。
なお、作品数につきましては、VODと見放題サービスの合算(公表値)を参考にしています。
また現在、多くの定額動画配信サービスについては、登録後に「無料期間」を設けている場合が多いです。
この無料期間にサービスを体感してもらうことによって、実際の利用に繋げたいという意図があるのでしょう。
この無料期間にについても、それぞれを比較してみることにします。
比較につきましては、各動画配信サービスに直接登録した場合、もしくは定められている主要な登録方法で登録をした場合の条件で比較しています。
ポイントサイトや特約サイトを経由した場合は下記の調査内容と異なる場合がありますので、ご了承願います。
Hulu
月額料金 | 933円(税抜) |
無料期間 | 2週間 |
作品数 | 50000本 |
サービス内容 | 月額動画配信サービス |
画質 | SD/HD/フルHD |
Huluの特徴
アメリカのロサンゼルスに本社を置く動画配信サービスで、日本国内向けのサービスでは日本テレビがコンテンツの利用権を保持しています。
そのため、日本テレビ系が配給した映画や、放送しているアニメ・ドラマなどを独自コンテンツとして保持しています。
『アンパンマン』や『名探偵コナン』などがあります。
また、Huluオリジナルのコンテンツも配信しており、これはHuluでしか視聴できない作品となっています。
無料期間は短めですが、作品ラインナップは子供向けから大人まで楽しめるラインナップとなっており、月額料金の安さからも、ご家庭で楽しむにはもってこいの動画配信サービスではないでしょうか。
U-NEXT
月額料金 | 1,990円(税抜) |
無料期間 | 31日間 |
作品数 | 120000本 |
サービス内容 | 月額動画配信サービス |
画質 | フルHD/4K |
U-NEXTの特徴
USEN(有線)系列の動画配信サービスで、日本の企業です。
そのUSENネットワークを活かした作品数の多さが強みで、放送各社のコンテンツを横断して保持している点が魅力です。
また、映画作品のラインナップが豊富で、最新作もVODで取り揃えられています。
月額料金がやや高めなのと、最新作は月にもらえるポイントでVODを利用しなければならない点は気になりますが、その点は無料期間でも確認ができると思います。
最新作を含め家でじっくりと動画作品を楽しみたい方には、おすすめのサービスです。
NETFLIX
月額料金 | 800円~1800円(プランによる) |
無料期間 | 1ヶ月 |
作品数 | 公表値なし |
サービス内容 | 月額動画配信サービス |
画質 | SD/HD/4K |
NETFLIXの特徴
アメリカのカリフォルニアにある世界最大の動画配信サービス企業です。
作品数の公表値がありませんが、比較している動画配信サービスの中では最も世界展開している企業であり、作品数の多さでも見劣りません。
また、他の動画配信サービスに比較して見放題サービスに特化しており、見たい作品をVODで別途料金やポイントで利用することなく、月額料金の中で視聴できるのはわかりやすさとして魅力です。
その点、最新コンテンツの配信に弱いという側面もありますが、ネットフリックスとしてのオリジナルコンテンツの配信や、世界最大の動画配信サービスとしてのネットワークを活かした作品の供給によって、今世界で最も多くの利用者を集めることに成功しています。
無料期間も長いので、一度その力を体験してみてはいかがでしょうか。
アマゾンプライム
月額料金 | 400円 |
無料期間 | 1ヶ月 |
作品数 | 公表値なし |
サービス内容 | 月額動画配信サービス |
画質 | SD/HD/4K |
アマゾンプライムの特徴
アマゾンプライムは、他の動画配信サービスと若干利用体系が異なります。
他の動画配信サービスに相当する部分は、アマゾンプライムの中に含まれる「プライムビデオ」というサービスで、このプライムビデオだけを利用することはできません。
アマゾンプライム会員になれば、会員サービスとしてプライムビデオが利用できると言った仕組みです。
他の動画配信サービスに特化したサイトに比べ、見放題部分の数では劣る部分もありますが、世界最大級の通販サイト「アマゾン」が母体なので、VODを含めた作品数では世界最大のものがあるのではないでしょうか。
VODの部分については別途支払いが必要です。
また、何より魅力なのはその月額料金の安さです。
この料金で見放題サービスが受けられるだけではなく、アマゾンの利用において様々なメリットがあります。
音楽が聴き放題になる「プライムミュージック」のサービスもあり、費用辺りのコンテンツ利用数では他の追随を許さないでしょう。
昨今はプライムビデオの独自コンテンツも続々発表されており、『バチェラー・ジャパン』やダウンタウンの松本人志さんが監修している『ドキュメンタル』などが話題を読んでいます。
dTV
月額料金 | 500円(税抜) | |
無料期間 | 31日間 | |
作品数 | 120000本 | |
サービス内容 | 月額動画配信サービス | |
画質 |
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dTVの特徴
エイベックス系列とNTTドコモが提供する国内向けの動画配信サービスです。
NTTドコモユーザーでなくても利用ができ、作品ラインナップや付帯コンテンツ(電子書籍・ライブ映像)などを含めると国内でも最大級の作品数を誇ります。
日本国内での企業体としては最大のものがあり、特に国内コンテンツに強みがあります。
また、サイトのデザインやユーザーインターフェースにおいても日本人向けに特化しており、非常に利用しやすい作りとなっています。
特にNTTドコモユーザーの場合、専門チャンネル「dTVチャンネル」を他キャリアユーザーよりも安価に利用できるので、より費用対効果の高いサービスになるでしょう。
もちろん、他キャリアのユーザーやパソコンからでも利用ができるので、まずはそのラインナップの豊富さを無料期間で体感してみてはいかがでしょうか。
定額動画配信サービスのまとめ
以上、現在日本国内で多くのユーザーを集めている定額動画配信サービスについてご紹介しました。
これらの動画配信サービスは群雄割拠の状態であり、色々なサービスを展開することによってユーザーの奪い合いを行っています。
こうした状況は、われわれ利用者にとっては非常に嬉しい状況で、無料期間という形で各サービスの良さを実際に比較することが可能だからです。
好むコンテンツの志向や、利用者の属性によって適した動画配信サービスは異なると思いますので、まずはそれぞれの無料期間で各サービスを体感してみることをオススメします。
何より、無料ですからね。