格安MVNOの優等生? 隙がないDMMモバイル

DMMモバイルってどんな会社?

DMMモバイルは、DVDの宅配レンタルなどで有名なDMM.comが手がける格安SIMです。

業界最安に近い料金設定であり、かつ後述するように使い勝手も悪くないため、

幅広い人にオススメできる格安SIMといえます。

 

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SIMにはデータ通信専用SIMの「データSIMプラン」と、

通話もできるSIMの「通話SIMプラン」があり、料金が異なります。

料金は、ひと月に使えるデータ通信量によって変わります。

最も安い料金は「データSIMプラン」で月額440円、

「通話SIMプラン」では月額1,140円となっており、

ドコモ、auなど大手と比べ、格安の料金設定となっています。

なお、他の多くの格安SIMと同様、

DMMモバイルのSIMを使うためには

SIMフリー端末が必要となります。

ドコモで使っていた中古端末が使えることもありますが、

一部の機能(テザリングなど)が

使えないことがありますので、注意が必要です。

 

DMMモバイルの便利な使い方

DMMモバイルの特徴として、

データ通信の「高速/低速」の切り替えがいつでもできること、

また低速通信時も「バースト機能」の

おかげで読み込みの体感速度がそれほど遅くならないことがあげられます。

データ通信の「高速/低速」切り替えは、たとえば普段は「低速」のまま使い、

急いでWEBで調べ物をしたいときだけ「高速」に切り替えて使うといった使い方が可能です。

この使い方のメリットは、「低速」のまま使っているあいだは月のデータ通信量を消費しないことです。

たとえば、あなたが1GBのプランで契約しているとします。

データ通信の設定を「高速」で使うと、

月に使えるデータ通信量は、1GBから使った分だけ減っていきます。

しかし、「低速」設定にしておけば、データ通信してもカウントされません。

極端な話、ずっと「低速」モードで使っている限りは、

使えるデータ通信量は1GBのまま残り、減っていきません。

このように、データ通信の「高速/低速」切り替えを上手にやりくりすることで、

安い料金プランでも案外間に合ってしまうことがあります。

実際に私は1GBのプランで使っていますが、

それで足りなくなったことはありません。

低速通信時の「バースト機能」とは、

低速状態であっても、はじめの一定量だけ高速通信で

読み込みを行うことです。

これによって、WEBサイトなどの読み込み時の待ち時間を

短縮し、体感上の読み込み速度を向上させる仕組みです。

これがいちばん効果があると思われるのが、

おもに文字だけで構成されているサイトの閲覧です。

文字データは画像データなどに比べてデータ量が少ないため、

低速通信時であっても「バースト機能」

高速にサイトの読み込みが完了することがあります。

実際使っている限りでは、

WEBの読み込み以外にも、

メールの取得も早いように思いますので、

何かしらデータ通信をする際には

この「バースト機能」は効いているように思われます。

DMMモバイルをこれから使いたいと考えてる方へ

DMMモバイルの特徴として上に

述べたデータ通信の「高速/低速」切り替えと「バースト機能」は、

実はDMMモバイルだけの機能ではありません。

他にも同様の機能が使える格安SIMはあります。

それらと比較した場合のDMMモバイルのメリットは、

やはり料金ということになります。

[ ]DMMモバイルが格安SIM全体で最安!

というわけではありませんが、

おおむね最安に近い料金設定であり、

前述の機能が使えるMVNOの中では、

一番安くなる可能性が高いです。

このように、料金と機能のバランスが良いため、

DMMモバイルは優等生的な格安SIMである、

というふうにも言えるかと思います。

なお、実際の料金はキャンペーンによる値引きなどで

かなり変わってきますので、

お得なキャンペーンがないかどうか、

DMMモバイルのサイトなどで

チェックしてみてくださいね。

DMMモバイルの公式ホームページはこちら

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