【ランサーズってどんなサービス？】
ランサーズというウェブサイトを知っていますか？
ランサーズは、今話題のクラウドソーシングサイトです。
アウトソーシングという言葉なら聞いたことがあるかもしれません。
アウトソーシング（Outsourcing）は、企業活動の一部分（経理、給与計算、保険関係等）を
外注にしてコストダウンを図る企業の経営手法です。
これは既に広く一般的に普及している言葉だと思います。
この場合の「アウト」というのは「他の専門企業（外注先）」を指しています。
このアウトの部分が「クラウド」に変わると、少々長くなりますが、
「誰でも場所を問わず繋がっているネットワーク」ということになり、
そういったネットワークを活用して仕事を依頼（外注）
するシステムこそが、クラウドソーシングなのです。
つまり、ネットワークを使って、
世界中のどこかに居る誰かに仕事をしてもらうシステムになります。
この場合、仕事を依頼する「発注者」と、仕事をする「受注者」がいます。
ここでは主に、我々ユーザーが気軽に仕事ができる「受注者」という立場での、
ランサーズを利用するメリットを説明していきたいと思います。
【ランサーズの使い方――初心者でも稼ぐことはできる？】
ランサーズでは様々な仕事のジャンルがあります。
プログラミングや各種デザイン、イラストやライティング（文章）、
簡単なアンケートまで多岐に渡っています。
我々はその仕事の受注者となって、仕事をこなすことでその報酬が貰えるのです。
まずは、簡単なランサーズの使い方と、その仕事の種類について説明します。
まずは、新規会員登録をします。
この会員登録を含め、ランサーズを利用して
仕事を受注しようとするための基本的なサービスは、
全て無料となっています。
会員登録はランサーズのサイトから必要な項目を入力して
登録するか、FacebookやGoogle+のアカウント情報を利用しての登録も可能です。
会員登録が完了したら、ログインしましょう。
このログインした状態でも仕事をすることは可能ですが、
その前に本人確認書類の提出と、
報酬振込口座の登録をすることをオススメします。
本人確認書類を提出しないとできない仕事も多く、
報酬振込口座を登録しないと一向に収入が得られないからです。
本人確認書類（免許書等）を提出することに
抵抗がある方もいるかもしれませんが、
これは仕事をする度にその発注者に大して
個人情報が流れるということではありません。
あくまでランサーズが、その個人が存在しているという
事実を確認するだけのものですので、初心者の方も安心して頂いて問題ありません。
また、可能であればプロフィール情報（スキル入力）の更新も行いましょう。
特定のスキルを持っている方であれば、
そのスキルに則って仕事のスカウトがくる場合もあるからです。
以上の登録が終わったら、実際に仕事をしてみましょう。
ランサーズの仕事には大まかに３種類の方式があります。
１．プロジェクト方式
発注者がプロジェクト（企画）の大綱を提案し、
そのプロジェクトに参加したい受注者（ランサー）が
企画に対して提案をします。選考の後、採用された方がその仕事を行う方式です。
採用された後に発注者と詳細を詰め、実際に仕事が完了すると、報酬が受け取れます。
報酬の金額は幅がありますが、
初心者から上級者（専門スキル）まで担当できるようなプロジェクトが多くあり、
クラウドソーシングサイトでは最もメジャーな仕事の方式です。
複数のランサーを求めているケースもあり、
比較的仕事はしやすい方式ではないでしょうか。
２．コンペ方式
これは、発注者が具体的な条件を発表した上で、
ランサーがそれに大して具体的な対案を提出します。
その案の中から、発注者が採用したものがそのまま成果物となり、
報酬が受け取れる方式です。
デザイン（ロゴ、イラスト）の募集や、
ネーミングの募集などに使われることが多い方式です。
報酬の金額は高めに設定されていますが、
基本的に採用されるものは１つであることが多く、
時間をかけて提出した対案（デザイン等）が採用されなければ、全く報酬は得られません。
そのため、腕に自信のある上級者向けの方式と言えるでしょう。
ネーミング（命名）のコンペなどはアイデア勝負である場合もあるので、
気軽な気持ちで応募して運が良ければ……思わぬ高収入に至る場合もあります。
３．タスク方式
最後に紹介するタスク方式は、アンケートや簡単なライティングといった単純作業で、
基本的にルールに則った作業さえ行えば、報酬を得られる方式です。
単価は安いですが、
あまり具体的なスキルが求められることは少なく、初心者でも取り組みやすい方式です。
これら様々なジャンル、様々な方式の仕事の中から、
自分ができる仕事を選んで取り組んでみましょう。
【ランサーズと他サイトと比べての評判は？】
クラウドソーシングサイトにはランサーズの他に、
サグーワークスやshinobiライティング等がありますが、
一番の有名どころはクラウドワークスです。
ランサーズとクラウドワークスはこの業界でトップを走っており、
その覇権争いが話題になっています。
ランサーズでもクラウドワークスでも仕事をしている私が、
ランサーズがクラウドワークスより優れていると思う点を、
それぞれの評判を含めて、２点挙げたいと思います。
１．ランサーズの安定した企業運営
簡単に言ってしまうと、
ランサーズは黒字ですが、クラウドワークスは赤字です。
実際にクラウドソーシングサイトの経営状態が、
私達が受注者として得る収入に影響しているという事実はそれほど感じられません。
しかし、クラウドソーシングサイトが、
発注者と受注者の金銭的な部分を含めた様々なやり取りを仲介している以上、
その運営会社が赤字というのは気になる材料です。
２．仕事のムラのなさ
これは印象論になってしまうのですが、
ランサーズの方が仕事の量や質において、一定した需要があるように思えます。
その時々における単純な仕事量や単価で見た場合は、
クラウドワークスに分があることも多いのですが、結構波がある印象です。
いい仕事がない時期もあります。
対してランサーズは、一定して仕事が提供されている印象です。
前述の経営状態にも言えることですが、
ランサーズの方が安定感があるように思います。
【これからランサーズを使おうとする方へ！】
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これからランサーズを利用して副業やお小遣い稼ぎをしたいという
初心者の方に私が伝えたいのは、
何より「小さなことからコツコツと」ということです。
クラウドソーシングはネットワークを活用した
新たな仕事の形ではありますが、基本は既存の仕事と変わりません。
自分ができることを行って、
それに見合った報酬を得るということです。一攫千金ということではありません。
まずはタスク方式や簡単なプロジェクト方式の仕事をやってみて、
１日２００円の収入を目指してみましょう。
少ないように思えますが、これを毎日コツコツやれば、月で６０００円になります。
最後に、１つオススメの情報を提供します。
ランサーズの報酬受取口座は様々な銀行に対応していますが、
ネット銀行の楽天銀行だと、報酬を受け取る際の振込手数料が格安になっています。
他の銀行と比べると、およそ３００円程度の違いがあります。
単発で高額な報酬を得るランサーなら別ですが、
初心者の方はそうまとまった金額にはならない
可能性があるのがクラウドソーシングの難しさです。
その場合、その振込手数料の差も、
回数が重なれば大きな金額になってくると思います。
小さなことからコツコツと、ちりも積もれば山となるの精神で、
ランサーズにチャレンジしてみましょう！
