OpenOffice、それは、無料で使える総合オフィスソフトウェアです。
このOpenOfficeは、プログラムのソースコードは公開となっており、
自由に修正したり、改良したりすることが出来ます。
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さまざまな環境のパソコンで利用できることや、
「Microsoft Office」との互換性が高いのが大きな特徴となっています。
また、初期の段階で、作成したものをPDFとしてエクスポートができる、
という便利な機能が備わっています。
■無料なのに便利!OpenOfficeの様々な機能
OpenOfficeでは、主に、以下のような機能を使うことができます。
・文書作成…Writer
・表計算…Calc
・プレゼンテーション…Impress
・データベース機能…Base
・図形の作成機能…Draw
無償のソフトではありますが、できることは多く、機能は充実しています。
「Microsoft Office」のWordや、Excelを使ったことがあるかたなら、比較的スムーズに使用することができるかと思います。
私は今年、初めてOpenOfficeの「Impress」を使用しました。
パンフレットを作成するために、オンラインでテンプレートをダウンロードしたところ、
それがPowerPoint文書だったのです。
デザインが気に入り、「どうしてもそのテンプレートを使いたい」と考えましたが、
残念なことに私のPCにはPowerPointが入っていないのです。
普段は全くプレゼンテーションをする機会もありませんし、
使用頻度を考えるとPowerPointを買うのも…という状況です。
そこでネットを検索していて、OpenOfficeの存在を知り、早速ダウンロードして使用してみました。
異なるソフトですので、当然細かい差異はありました。
しかし、ダウンロードしたテンプレートを開いて加工し、パンフレットを作成するという目的は無事達成。
私の場合は、PowerPointの使用経験があったためか、
特に使いかたなどの確認をしなくてもスムーズに操作することができました。
個人により使用感には違いがあるとは思いますが、
私は、「簡単な作業を行いたい、という場合は十分だな」と感じました。
■OpenOfficeは必要な機能だけインストールすることも可能!
OpenOfficeは、公式のダウンロードサイトからダウンロードすることができます。
Windowsの場合は「Windows用」をクリックし、
ダウンロードを実行、その後「コンピュータへの変更を許可」すると、インストール準備の画面が表示になります。
インストールの過程で、「ユーザー名」や「所属」などを入力する画面がありますが、空欄でも問題ありません。
セットアップの種類を選ぶ際に、「カスタム」を選ぶと、プログラムを選んでインストールすることが出来ます。
「プレゼンテーション機能だけをインストールしたい」というような場合は、この「カスタム」で選択することにより、
必要な機能だけをインストールすることができます。
■OpenOfficeのメリットとデメリット
OpenOfficeのメリットは、やはり、なんといっても無償であることでしょう。
またWindows以外でも使用ができることや、Microsoft Officeと互換性があることも大きな魅力です。
デメリットとしていわれているのは、まだ関連書籍などが少ない、という部分です。
参考になりそうなサイトは複数確認することはできますが、トラブルなどが起こった時などには多少手こずる可能性は否定できません。
互換性があるとはいえ、操作や機能については、Microsoft Officeの製品とは異なるという点にも注意が必要です。
とはいえ、OpenOfficeは無償のソフトとなっています。
まずはインストールしてみて、機能性や操作性に関して、試してみるのも良いかもしれません。
オープンオフィスを徹底的に使いこなすなら
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